中小企業診断士は若い20代で取るのがオススメな理由!

中小企業診断士

中小企業診断士試験は、国家試験の中でも難関の部類に入ります。しかし、僕の経験上そんなに難関試験ではないと思っています。特に若い人にとっては。

今回は、なぜ若い人に中小企業診断士試験がオススメなのかを解説していきます。

中小企業診断士の受験者層と合格率について

まず、1次試験の受験者数と合格者数を見ていきましょう。

出典:中小企業診断士の独学合格

表を見てわかる通り、20〜50代くらいまでが万遍なく受験しています。1次試験の合格者についてはあまり開きはありません。しかし、次の表を見てみましょう。

出典:中小企業診断士の独学合格

2次試験になると、20代の合格率が高いことが読み取れますね。この辺の理由として考えれられることは後ほど説明していきます。

30代の受験者が最も多い

30代の受験者が多いのは、仕事にも慣れてきて、キャリアアップのために受験する人や、少しずつ管理職を任され始める頃であるために勉強を始める人が多いのだと思います。中小企業診断士の資格を持っていると給与が上がることもあるそうなので、そういった側面もあるのかもしれません。しかしながら、合格率では20代に負けてしまっていますね。

20代の合格率が高い理由

大学で学んでいたことが結構使える

僕が感じた大きなアドバンテージはこれです。僕は商学部出身なのですが、中小企業診断士1次試験は7科目あるうち、経営情報システム、運営管理、財務会計、中小企業経営・政策の4科目しか勉強していません。それでも突破できました。

これは、大学の授業で経済学や経営学、経営法務について学んでいたことはもちろん有利に働きましたし、企業経営理論は「センター国語」みたいな難しさがあるので、受験から遠くない20代のうちに受けると非常に勘所を抑えて選択肢を選べるんです。なので、合格ラインの60点を狙うくらいなら正直ほとんど勉強が必要ありませんでした。

ただし、2次試験を考えると、企業経営理論は一通り勉強しておいた方が無難です。2次試験は主に企業経営理論と財務会計の2つが根底にある設問が出題されます。財務会計は毎年鬼門になりますが、企業経営理論は企業のライフサイクルや分析手法などを抑えておけば対応可能です。逆に言えば全受験生がある程度はできるので、落としてはいけない部分でもありますが。

家庭を持つと勉強時間が取れない

20代は付き合っている人がいることはあれど、結婚して家庭を持っている人はまだあまりいません。何かと勉強時間を取られてしまう結婚生活をスタートさせる前に合格しておくと、順風満帆な新婚生活を送ることができます。特に、試験直前の詰め込みの時期は全てを捨てて臨むくらいがちょうどいいですので、独り身の自由な環境で勉強することは合格にグッと近づくのではないでしょうか?

経験がない分、吸収が早い

中小企業診断士試験は、ビジネスに慣れている人が有利とは限りません。もちろん、運営管理や経営情報システムに関しては経験者に一日の長があることは確かです。しかし、特に企業経営理論ではむしろ経験が邪魔をすることが多いのです。

例えば、経営のセオリーを聞かれている問題なのに自分の過去の経験から逆張りが儲かったと思って間違える人もいるんです。問われているのは企業経営「理論」なので、実際には逆張りしていた企業が成長していったケースも「例外として」あります。それが答えだと思い込んで何問も外してしまうパターンは、特に40〜50代の受験者にありがちです。2次試験になるとさらに顕著にその傾向が出てきますね。

20代の実務経験の浅い、まだビジネスを知らない世代にとっては、テキストが全てです。そのため、試験で求められている答えをガンガン吸収します。2次試験も答え方のフォーマットを正しくインプットして、高得点を叩き出すことが可能です。

若いうちに中小企業診断士の勉強をするメリット

ビジネスを体系的に学ぶことができる

一番のメリットはこれですね。とにかく、ビジネスの構成要素を全て高いレベルで学ぶことができます。もちろん会計士や弁護士のような深い知識が問われることはありませんが、オールラウンダーこそが企業の経営を担えるのです。

運営オペレーションに理解のない経営者はどんどん人が離れていきます。

財務が分からなければキャッシュフローはおかしくなります。

企業経営理論が分からなければ会社という船は行先が定まりません。

法律が分からなければ信頼を失います。

また、体系的に学んでみると自分がビジネスのどの分野に興味があるのか分かりますし、その分野を追究していくことが個人の強みにもなります。若いうちにやりたいことが定まれば、人より10年くらい先のステージを歩くことに繋がります。

上司と同じ視座を持てる

企業を経営するというのは、ビジネス全般をしっかりと知った上で初めて土俵に立てるものです。

それは管理職に就く人も同じで、組織をまとめるためには体系的な知識が必要になります。勢いだけでなんとかなるなんて、ありえません。

上司と同じ目線で自分の働いている企業を見ることができると、上司が何を考えているのか分かるようになってきます。つまり、先読みして行動することも、会議で鋭い意見をぶつけることもできるようになるのです。「こいつは若いのにいい考え方をしている」と思われれば、その分信頼も熱くなっていきますし、チャンスにも恵まれやすくなります。結果的に出世が早まったり、年収アップに繋がります。

みんなから一目置かれる

上司もそうですが、社内で一目置かれることは基本的に超重要です。

中小企業診断士の資格を持っていると、

  • ビジネス全般についての知識がある
  • 目標に向かって正しい努力ができる

この2つの評価をされます。特に後者は重要です。大事なプロジェクトの人選を考えている時、目標に向かって淡々と仕事をこなせる人間は重宝されます。若いうちからそういった姿勢を見せていくことで、多くのチャンスに恵まれることにつながります。

まとめ

中小企業診断士は、資格を取れれば国家資格なので全面的に推していけます。また、たとえ落ちてもビジネスについて体系的に学ぶことができるため、若いビジネスマンには受けない理由はないくらいの存在です。

個人的には、大学3年生くらいでチャレンジするのが一番ベストかなと思っています。大学で勉強していることを活かせますし、就職にもめちゃめちゃ強くなります。個人的には、中小企業診断士を評価しない会社には就職しなくていいと思います。それだけ大事なことが学べる資格試験なので、ぜひ受けてみてもらえるといいかなと思います。

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