【FX初心者】テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

FX

FX初心者にとって、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の違いや、どちらを重視したら良いのかは難しい問題だと思います。このページでは、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の基本について解説していきます。

テクニカル分析とは

基本はチャートを読むこと

テクニカル分析は、おそらくみなさんが思い描くトレーダーの姿に近いと思います。

具体的には、チャートと呼ばれるグラフを読み、「下がりきったから買おう」「クモを抜けたからショートで入ろう」といった判断をする分析の仕方です。基本的には統計学に基づいた分析になります。

代表的な指標について

ここからは、テクニカル分析で使用する指標を紹介していきます。

ローソク足

まず誰もが思いつくのはローソク足でしょう。ローソク足は、単位時間毎の値動きを1つのローソクで全て示すことのできる超有能な指標です。

例えば1時間足のローソクを1本見れば、「どの値段からスタートして、どのような値動きがあって、最終的にどの値段で終わったのか」が分かります。こうした情報はトレードを行う上で非常に有用で、複数本を合わせてみることでトレンドが示されるようになっています。

ローソクにはいくつか種類があり、大きく時間足と分足に分けることができます。時間足はその日の流れを確認したり、大局的な判断をするために使用し、分足はポジションを取るタイミングを測るために使用します。僕の場合は時間足で大きなトレンドを把握し、ロングかショートかを決めています。そして、1分足を使ってポジションを取るタイミングを見極める、という感じです。

トレーダーにとってローソク足を読み解くのは必須の条件なので、ぜひ読めるようにしましょう。

移動平均線

よくトレーダーの見ている画面上には、ローソク足に寄り添うように何本かの曲線が引かれているのを見かけると思います。この曲線が移動平均線です。

移動平均線は、「ある一定の期間の終値の平均を線で結んだもの」です。ほぼ100%のチャートで移動平均線は設定できるはずです。参考にしているトレーダーが非常に多く、重要視はしなくてもチャート上には表示しているという方も多いです。ただし、世界中のトレーダーの9割近くは移動平均線を見てトレードをしています。

移動平均線の種類はいくつかあるので、自分のトレードスタイルに合わせて好きなものを選んでいく、ということになります。この辺に関しては別記事でまとめます。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは統計学を元に作成された指標で、「標準偏差」という概念を利用したものとなっています。

偏差値に関しては受験の際などによく耳にしたと思いますが、基本的な考え方は一緒です。「この高校には全国模試で最低でも400点、最高で450点を取る生徒が集まっている」というような感じで、通常の値動きとしてあり得る範囲を指し示しています。そのため、ボリンジャーバンドからはみ出そうになると範囲内に収まるように抵抗があります。この性質を用いて、売買のシグナルとして利用することができます。

逆張りのトレードを好む人はよく利用している指標です。

RSI

RSIは相対力指数というもので、逆張り指標の1つです。

簡単にいうと、「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を示す指標で、非常に多くの投資家が判断の参考にしています。

逆張り指標はそれぞれ得意なチャートがあるのですが、RSIはボックス相場という、トレンドが形成されていない状態で高い効力を発揮します。

市場の変化をいち早くつかむために利用するのが基本的な使い方です。

MACD

MACDは「移動平均収束拡散法」という正式名称があり、その名前の通り移動平均線をベースにして2本の線の乖離を示す指標です。

詳しくは別記事でまとめますが、トレンド転換や大きな調整局面に入る時にどの指標よりも早くお知らせしてくれるのが特徴です。

このMACDを使いこなせると、トレンドに乗り切って利幅を大きくすることができます。ぜひ勉強しましょう。

ストキャスティクス

ストキャスティクスはRSIと同様に、「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を示す指標です。

指標の見方は簡単ですが、シグナルが頻繁に出現するため、チャートに慣れていない初心者が使用すると混乱する可能性があります。そのため、この指標は売買のタイミングを測るものというよりは、トレンド転換のスタートラインの確認程度にしておくのがいいでしょう。

一目均衡表

一目均衡表は、相場の動きを捉えることができる確実性のある指標です。また、未来を予想する指標としては非常に有効です。

他の指標と組み合わせるとより面白い指標ですが、まずはシンプルに使いこなすことを考えましょう。

ファンダメンタルズ分析とは

基本的には経済指標を確認すること

テクニカル分析が上手くても、相場の流れを読み間違っていては値幅を取れません。

また、経済指標の動き1つでトレンドが大幅な転換をする可能性があるのに、直前にポジションをとってしまうと大損をすることもあります。

経済指標で気をつけるのは、影響度の大きさと発表する時間を把握しておくことです。

以下で代表的な指標をいくつか見ていきましょう。

代表的な経済指標

政策金利

政策金利はファンダメンタルズ分析で非常に重要視されるものです。

政策金利が上昇すればその通貨を買おうとする人が増え、下がるなら売る人が増えます。また、機関投資家など大口のトレーダーは敏感に反応するため、発表直後は市場が荒れ気味になる傾向があります。

特にアメリカの政策金利の動向は注目度が高く、世界経済全体に影響を及ぼすため、ドル円やユーロドルなど、クロスドル以外の通貨ペアでも影響があります。

正直、アメリカの政策金利はテクニカル分析よりも重要なので、特にデイトレ中心の人は、この指標の発表がある時はポジションを解消しておくことをオススメします。

雇用統計

特にアメリカの雇用統計は大きな影響力を持つため、注目しておきましょう。よく市場はこういった情報を織り込み済みと言いますが、少なからず値動きはあるので、発表後はすぐに確認した方がいいでしょう。

GDP速報

GDPが良好なら株高→金利上昇→買われやすいというようにある程度のパターンを知っておくことで迅速に対応することができます。

年に4回発表されるので、初心者のうちは値動きを勉強してみるのもありだと思います。

小売売上高

こちらも注目すべき経済指標です。景気を一番実感できる指標ですが、この指標を見る時は季節的な変動を考慮して見る必要があります。

消費者物価指数・製造業物価指数

インフレ傾向なら金利上昇、デフレ傾向なら金利低下となります。

毎月発表されますが、個人的にはそこまで重要視していません。テクニカルに織り込み済みの場合も多い印象です。

どちらを重視すべきか

テクニカルは得意な形を見つけること

テクニカル分析は、種類や使い方がたくさんあります。そのため、全てを使うことはできませんし、全ての分析手法に一長一短があります。

スイングトレードをするのか、デイトレードをするのか、スキャルピングをするのかで使うべき指標は変わってきます。自分のスタイルにあった方法を確立していきましょう。

最初のうちは儲かっている人のやり方を真似して見るのがいいと思います。自己流では時間がかかってしまうので、真似することを恐れないようにしましょう。

ファンダメンタルズは取引前には必ず確認しておく

ファンダメンタルズは、全く頼らないトレーダーも中にはいます。しかし、そういった手法でトレードをしている人でもいつどんな経済指標が発表されるのかは注目しています。

事前に発表される指標を確認することで、トレードのタイミングを逃さないようにすることができます。とくに値幅を狙いたい人は確認は必須です。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の上手な使い方

テクニカルとファンダメンタルズの使い分けは、買い時を見るかトレードの可否を見るかで分けると良いでしょう。

テクニカルは買い時を見極める

テクニカルでは、「このタイミングでポジションを持つ」という見極めに使用するのがいいです。特に分足を見ると、市場の息遣いがわかります。ファンダメンタルズを見てトレードを決めたら、テクニカルで最適なタイミングでエントリーしましょう。

ファンダメンタルズはトレードするかしないかを見極める

ファンダメンタルズは、「今日これからトレードをするかどうか」を決めるのに非常に有効だと思います。例えば僕はスイングとデイトレ両方をやっていますが、政策金利の発表がある週はスイングを抑え気味にして、デイトレでギリギリまでトレードをし、政策金利発表のタイミングでは全てのポジションを解消しておく、というルールを実行しています。

テクニカルはある程度の予想ができますが、ファンダメンタルズはそう簡単に予想はできません。トランプ大統領のツイート1つでトレンドが変わることだってあります。そういったリスクがあることを忘れず、有効に活用していきましょう。

まとめ

今回はテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の基本を説明しました。

トレードをする上で理解していないと上達できないので、ぜひ他のサイトなども参考にしつつ勉強してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました