【独白】スタートアップ。それはブラック上等の職場だぜ。

スタートアップ

僕は普段、都内のとあるスタートアップ企業に勤めています。社員数は5名。この他に、外部エンジニアやインターン生などを含めても10人程度の規模で業務を回しています。

電通で女性社員が自殺してしまった悲劇から、社会は「働き方改革」と銘打って残業時間を制限したり有休消化を義務付けたりしてきました。もちろん義務であるため、私たちの会社だって例外ではありません。今後は残業が減ったり、有休消化が積極的に行われることでしょう。

しかし、個人的には「働き方改革」は反対です。これは僕がワーカホリックだからとかそういう意味ではないです。今回の記事は、一つの意見として読んでいただければ幸いです。

僕が「働き方改革」に反対の理由

綺麗事ばっか言ってられない職場もある

法律は国家が定めるルールであり、窃盗のように「みんなが悪いと感じる」ことをさせないために機能するものです。このルールは、憲法で全ての国民に最低限度の生活が保証されているという「前提」のもと成り立っています。生活保護などのシステムがあるからこそ、いかなる理由であれ窃盗は許さないと言えるわけです。では、企業も働き方改革で売上が落ちていったときに国が保証してくれるのでしょうか?

大企業前提で法律を作らないでほしい

そもそもこの働き方改革関連法は、大企業のことを考えて作られている法律です。人手不足の会社のことはあまり考えられていません。代わりがいるから休めるわけであって、代わりがいなければそう簡単に休むことはできません。僕らの会社も、一人でも休んだらスタックするくらいに大変な状況です。が、これは中小企業ではよくあることです。恒常的に人手不足は問題となっていますし、日本の人口も絶賛減少中です。

では、中小企業が人手不足に悩み、有給なんて取っていられないようなカツカツの状態で無理やり休ませた時の企業の損失は誰が被るのでしょうか。もちろん、このケースで国が助けてくれることはありません。「休めば休んだ分だけ」自分たちが苦しむんですね。

日本の企業の99%は中小企業

僕が大企業前提の法案に反対なのは、日本の企業のうち99%以上は中小企業という現実があるからです。担当する業務について社内で1人しか知らないということもあります。誰かの休みを埋め合わせるのはそう簡単ではなく、担当者が帰ってくるまで業務が完全にストップすることになります。

「その休み分も考慮して業務計画を立てろ」というのは簡単ですが、中小企業は基本「下請け」です。誰のスケジュールに合わせて納品しなければならないかといえば、レイヤーが一つ上の企業の意向に合わせる必要があります。企業間に上下関係がある中で、余裕のあるスケジュールを計画することはそんなに簡単ではありません。

仕事に生きがいを求めている人もいる

僕もどちらかというと仕事が生きがいに感じている方の人間です。誰かの役に立っている感覚が、自尊心を満たしてくれます。

「働く=辛い」は成り立たない

そもそも「働き方改革」というのは、「みんな働くのが辛い、苦しい」という前提で語られているように思います。

僕は副業も合わせたらほぼ週7日で働いており、休みは午前休などの半日だけということが多いです。この働き方は僕の中で全く苦ではないし、むしろ楽しんでやっています。ですが、おそらく他の人からしたら「こんなに働きたくない!」と愚痴を言うレベルではあります。

「働き方改革」と言うのなら、永遠と働く自由も保証してほしいのですが。。

働くこと自体に楽しさを感じている

上記と関連して、働くことが楽しいと考えている人も世の中にはたくさんいます。

僕の場合は、平日に働いていた分を中途半端で終わらせて休日を過ごすのも嫌ですし、なるべく完璧に仕上げていく過程を楽しみたいと思っています。そのため、仕事を持ち帰ってやること自体に嫌な気はしません。また、土日は中小企業診断士として委任されている仕事もやっています。それらすべてが楽しいですし、お金も稼げるので文句なしです。

若いうちに猛烈に働いて早くキャリアアップをしたい

これは僕だけでないと思いますが、若いうちにたくさん仕事をして早く成長したいと思う人もいます。ライバルに負けたくない一心で仕事に打ち込みたい人もいます。

僕の目標は「30歳までに資産10億」なので、そんな簡単に休みたくはないんですよね。とにかく働いて吸収して、お金に困らない日々を送りたいと思っています。

歳をとれば体力がなくなる

僕が30歳をポイントにしているのもそうですが、若いうちに働きまくって遊びまくって、歳を重ねるごとにゆっくりした人生にしたいんです。今はとにかくがむしゃらに働いて金を稼ぐ時期だと決めているので、法律で無理やり休ませられることに違和感を覚えます。

みんなが人生100年時代ではない

そもそも、人生100年時代という言葉が流行っているのも影響しているのかなと思います。人生は100年ある時代だから、ゆっくり勉強したり自分を見つめなおしたりする時間を設けて、若いうちから無理をせずに幸せに生きていこうという考えが浸透しているのでしょうか。

僕は19歳の頃に病気で死にかけているので、正直人生が100年あるなんて思っていないです。50歳くらいで死んでもいいように生きています。みんながみんな老後を楽しみにしているというのはおかしいです。

もし、若いうちに勉強したいとかもう少しゆっくり生活したいと思ったら、答えはシンプルで「転職」します。今の会社ではゆっくりはできないので、人が多くて有給が取れるような職場に行きます。

働き方改革と言う前に、転職という能動的な選択肢があるのだからまずはそれを使えばいいと思います。

会社と違って日本国民は個人の権利として最低限度の生活を営む権利が認められているのですから。

まとめ

若干愚痴のようになってしまいましたが、世の中には働き方改革に対してこう思っている人もいるんだということを理解してもらえたらなと思います。

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